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オリンポスピーシー販売
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作成日:2005/03/13

デル(Dell) Latitude CPi A-Series 366XT の分解

注意(必ず読んでね。)
このページの内容につきまして、ページ作者は、記述・画像の真偽も含めて
「何も保証しません」
さらに、対象となっているパソコン「Latitude」の製造・販売会社である
デル(DELL)とも「無関係」
であることをご承知ください。
従って、このページについて
デル(DELL)への問い合わせ等を行うことは迷惑行為以外のなにもの
でもありませんので、
止めてください。
このページの作者は、内容について「いっさい」の責任を持ちませんし、問い合わせにも応じて
おりません。
(パソコンの分解・修理・改造について、推奨するものでもありません。)
すべては、利用者の「自己責任」の範囲と考えてください。
リンクなどにつきましては、この「注意」を読むよう促していただければ、ご自由に行っていただいて結構です。

以上、どうかご了承ください。

そんな勝手な言い分は承諾できないので、

「前のページに戻る」 or 「ページを閉じる」

勝手な言い分は不愉快だが、度量が広いので承諾してやるから見せてみろ。
または、興味があるから「いやいやだけど承諾」する。
あるいは、「OK、OK!何でもいいよ。承諾する」から見せてくれ。

という方は、ここから(↓)ご覧ください。

(2005/02/28)
デル Latitude CPI−A の「BIOSパスワード」が掛かった物を
ジャンク扱い(4,200円)で手に入れることができました。

仕様と状態

CPU)
PentiumU 366MHz (MMC-2 type)

MEM)
PC−66 SO−DIMM 96MB(32MB+64MB)

HDD)
無し(マウンタは有り)

他ドライブ類)
CD−ROM,FDD付き(排他利用)

液晶)
TFT 13.3インチ XGA(1024×768)
目立つような傷およびドット抜け・常時点灯は、無し。

その他付属品)
バッテリー純正品(使用時間保証無し)
電源アダプター純正品添付(正常動作保証無し)
FDD外付け用ケーブル1本付き
マニュアル・その他無し

店頭にて、電源ボタンを入れるとバッテリ動作で、「BIOSパスワード」の
入力画面が表示されることまで動作が確認できました。

付属品および外観からは特に不都合は見られず、お買い得価格
と感じての衝動買いでした。

さて、家に帰って再度、状態の確認ですが、「パスワード入力」まで進んで
そこから先に進めません。
(パスワードが判れば苦労はないのですが、それではパスワードの意味も
ありません。)

そこで、ここでは「BIOSパスワードを回避する方法」を考えます。

  1. 使うときはいつも、メモリを抜いて電源を入れ、エラーを発生させた後で、
    再度電源を投入し、この時「ESC」キーを押しっぱなしにしてフロッピーから
    起動させる。

  2. パスワードに使われていそうな文字列を片っ端から入力してみる。

  3. インターネットで、パスワードの回避方法を調べる。
    結果)
       メーカー(デル:DELL)に解除してもらう。
       メーカー既定のBackDOOR PassWord(バックドアパスワード)を使う。
       パスワード解除ソフト(KillCMOS.EXE)を使ってみる。

  4. BIOSのバージョンアップを試みる。
    (フラッシュメモリにパスワードが格納されるタイプであれば、上書きでクリア
     される。だろう←×)

  5. システムクロックのバックアップ電池を外し、CMOSクリアを試みる。
    (CMOSメモリにパスワードが格納されるタイプなら、システムクロックが
     止まれば、エラーが発生して「パスワードがキャンセル」されるだろう。 )

(2005/03/06)
このうち、
1.は現実的ではありません。(Windowsを使わずMS−DOSを利用するならOK?)
2.は、試してみました。(疲れました。)
3.のDELLに解除を頼むのは難しそうですし、費用も掛かりそうです。
  メーカー既定のバックドアパスワードも試しましたが、ダメでした。
  「KillCMOS」も使ってみましたが、効きませんでした。
4.BIOSのバージョンは、A00だったので、A10にしてみました。
 (1.の方法で、フロッピー起動を行いMS−DOSモードから
  BIOS書き換えを行います。)
 結果は、ダメでした。
 ※BIOSプログラムは、フラッシュメモリに書き込まれているのですが、
 アップデートでの書き換えは、メモリ全体ではなく
 一部のみ修正するタイプのようです。
5.これは、マシン購入時点から考えていた方法ですが、本体を分解する
 必要があり、かつシステムクロックが確実に停止するまで、通電しては
 ならないため、手間と時間が掛かりますから最後に試すつもりでした。

(2005/03/09)
さて、1.〜4.の方法を試したので、(5.)最後の手段、「Latitude」の分解
に取り掛かります。

分解手順(1)へ

さて、この状態で3日程度放置しておけば、システムクロックが
停止する予定ですが...

結果は、また後日。

(2005/03/14)

結果発表

期待のCMOSクリアですが、結果は、「ん〜っ残念!」でした。
どうやら、BIOSアップデートを行ったことで、電源オン時のエラー対策も
行われていたようです。

もう「打つ手無しか?」と思えるのですが、ここで逆転ホームランの
可能性を秘めた最終手段を紹介します。

6.同型番のジャンク品を買って、「フラッシュメモリを入れ替える」
という奇策(鬼策)です。

現在ならインターネットで「オークション」という強い味方があります。
じっくり腰をすえてできるだけ安価なジャンク品を物色しましょう。

どの道、CMOSクリアを再試行する予定なので、時間は十分かけられますし、
なにより、もう直したつもりになって「オークション」で、

を買っちゃいましたから〜っ!(←このお調子者め!)

もう少し頑張ってみてもいいでしょう。

 

(2005/04/02)

オークションで、ジャンクのマザーボード(約2,700円)を入手
しました。
(対応CPUは不明ですが、ラベルから、BIOSバージョンは「A15」のようです。)

早速、BIOSの入っているフラッシュメモリの入れ替えですが、
ジャンクとはいえせっかくのマザーボードですから、起動するか試して
みます。

CPUが付いていないので、BIOSパスワードの掛かっている
マザーボードからCPUを抜き取り載せ換えてみます。

分解手順(2)へ

では、CPU載せ換え・マザー交換ができたので、電源を入れてみましょう。
残念、「起動」しません。

電源スイッチを入れても、パワーLEDが点滅した後、電源が落ちてしまいます。
あ〜そうだ、メモリつけるの忘れてた!
さて、メモリもつけて再度、電源オン!
...今度も起動しません。
やっぱり、CPUが合わないのかな?
この「CPi-A」のマザーボードは、特殊な造りらしくてPenUの動作速度によって
も動作したりしなかったりするみたいです。
※BIOSの問題だけでなく、メインボードの造り自体が専用に近いようです。

(CPUの載せ換えには、制限があるようなので慎重に考えましょう。)

仕方ありませんので、CUPを元のマザーボードに戻して、フラッシュメモリだけを
入れ替えます。

ドキドキ!期待と不安を胸に、電源を入れます。
あれ?起動しません。
(ども、またまたメモリを付け忘れてました。^_^;)
気を取り直して、もう一度...
やった〜!起動しました。

って、あれ?またBIOSパスワードの入力画面だ。

「ど〜なっているんだか?」とは思いませんでした。

実は、うすうす感づいていて、予想していたことなのですが、
この「BIOSパスワード」実は、EEPROM(イーイーピーロム)
と呼ばれる、マザーボード上のIC部品に格納されているのです。
始末に負えないのは、この「EEPROM」は名前から判るとおり、
「ROM(ロム)」つまり、電源を切っても内容が消えないメモリなのです。

つまり結論としては、
普通には、BIOSパスワードをクリアすることはできない。
ということです。
(「普通には」=「(技術的に)安易・安価・安全には」ということで...)

※他にも「ROMライター」という機械で、EEP-ROMを書き換えるという手もあるのですが
 これは、手間やお金がかかります。(情報や技術も必要ですし...)

じゃあ、「ここまでやって、あきらめるの?」というと
「はっはっは!、まかせたまえ、ここまできて引き下がるようなじゃないぜ!」
ってことで、最後の(ほんとに最後の)手段、「同形式のマザーボードと交換」
をすることにします。

でも、「マザーボード交換」ってメーカー修理のレベルと同じで、ジャンク品
2個イチの組み直しのことですね。
(安価に「ジャンク再生」を狙ったのに...なんか、ちょっとガッカリです。)

 

(2005/04/05)

ジャンクの「Latitude CPi-A 366XT」(約4,200円)を手に入れました。
早速、電源を入れて(もちろん、今回手に入れた方)BIOSを確認します。
「おおっ!!!POST画面のあと、普通にBIOSに入れました。」
BIOSバージョンA15で、パスワードは掛かっていません。

外枠(フレーム)や液晶もあるし、これはメモリ・CD・HDを入れれば、そのまま
使えそうです。

終に、ツイに、ついに修理できました!(?)

残念ですが、画像はありません。(わざとです。)

さて、「これって、ほんとに修理なの?」という疑問は無視して、
「感動の最終回」なのでした、が、...
実は、せっかく買ってあった、PC−66・128MBメモリは、Latitude CPi の
メモリスロットに入りませんでした。
(なぜなら、メモリの背が高いため、1枚ならOKですが2枚だとぶつかります。)
シクシク...(結局、こーゆーオチかい。

メモリサイズの比較画像へ

(2005/11/11)

現在、無線LANカードを入れてホームページの閲覧やメールの送受信に活躍
しています。
安価で、そこそこ快適に使えるセカンドマシンとして十分実用になっています。

おまけ情報)

ほんとに、BIOSパスワードで困っている人に...

Latitude CPi-A366では、フラッシュメモリ内のBIOSのバージョンが、
初期の「A00」である場合には、パスワード入力を回避して、
フロッピーからMS−DOSを起動できます。
(「A00」の場合、BIOSのチェックでエラーが発生すると、パスワード
入力を飛ばして、直ぐに起動ドライブからOSが読み込まれるようです。)

MS−DOSには、「DEBUG.EXE」または「SYMDEB.EXE」
というデバッグツールが付属しています。これを利用してある操作
(機種ごとに異なる、特定の場所に特別なデータを設定すること)を
行うと、パスワードが解除できます。

でもこれは、一般の人には(私も含めて)知らせてはいけない情報
(あまり簡単にパスワードが解除できるのでは、パスワードを使う
意味がなくなります。)ですので、メーカーや専門の業者に頼むほうが無難です。

オークションで売られている「BIOSパスワード解除」もおそらく
この方法を使っているのだと思います。
   ※ここから下は、業者さんからの情報です。
基本は、BIOSのデータを記録してあるメモリーのアドレスを直接
操作してすべての値を「default(既定)」に戻して「パスワード」の
解除を行います。
   ※ここまでが、業者さんからの情報です。
しかし、メーカーや機種によって、メモリーアクセスの方法や操作する
アドレス・データが違っていますので1つのソフトですべてのパソコン
に対応することは難しいでしょう。

 ちなみに、ヤフオクで「DELL パスワード解除」を検索すると早く解決できるかも・・・
DELLの部分はメーカー名や機種を入れるとそれぞれの対応が表示されます。

関連サイトへのリンク

2007/03/31
楽天ブログさんで Latitude C610 のBIOS PASSWORD 解除の記事を見かけました。
「あしたは明日の風が吹く!」さんの記事です。

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